「水商売が向いてない」って気づいた。辞めたい気持ちを抱えながら頑張る毎日に、少しだけお休みを。

「水商売が向いてない」って気づいた。辞めたい気持ちを抱えながら頑張る毎日に、少しだけお休みを。


「水商売、向いてないかも」って思いながら、今夜もメイクしてる

夕方、少しずつ日が落ちていく空を見上げながら「今日も仕事かぁ…」って、胸がギュッとなる感覚。

鏡の前で、無理やりテンションを上げるために濃いめのメイクをして、派手なドレスに袖を通す。でも、心の中は全然華やいでいなくて、むしろ砂漠みたいにカラカラに乾いている。

そんな毎日を過ごしてはいませんか?

「周りの子はあんなに楽しそうにお客さんと話してるのに、どうして私はこんなに疲れちゃうんだろう」
「盛り上げなきゃいけないのに、言葉が出てこない。私って本当にこの仕事に向いてないんだな」

そうやって、自分を責めてしまう夜もあるかもしれません。

私も、そうでした。

20歳で福岡のガールズバーに入ってから、キャバクラ、ラウンジと渡り歩いて気づけば7年。表向きは「ベテラン」として振る舞っていたけれど、内心はずっと「自分はこの世界に向いてない」って思い続けていたんです。

お酒はそんなに強くないし、タバコの煙は苦手。何より、興味のない相手と20分おきに「初めまして」を繰り返して、相手の顔色をうかがいながらおだてる。そんな時間が、少しずつ、でも確実に私の心を削っていきました。

もし今、「辞めたいけれど、辞めた後のことが怖くて動けない」と感じているなら、まずはその頑張りをぎゅっと抱きしめてあげてほしいなって思います。

十分すぎるくらい頑張ってきました。

今日は、少しだけ肩の力を抜いて、私と一緒に「これからのこと」を考えてみませんか。


私が「向いてない」を確信した瞬間と、辞めたい気持ちの正体

「向いてない」って感じる理由は、人それぞれですよね。

私の場合は、決定的な出来事があったわけじゃなくて、日々の小さなしんどさが積み重なって、ある日突然コップの水が溢れるみたいに「あ、もう無理だ」って確信したんです。

具体的に、どんなことがきつかったか、正直にお話ししますね。

1. 「売上バトル」に心がついていかなかった

夜の世界にいると、どうしても「誰が一番売ったか」「今月のナンバーは誰か」っていう競争がついて回りますよね。お店のホワイトボードに書かれた数字を見るたびに、追い立てられるような気持ちになる。

私は、あのお客さんを「数字」として見る感覚がどうしても馴染めませんでした。

「もっと高いお酒を入れさせなきゃ」「同伴に繋げなきゃ」って考えるほど、喉の奥が詰まるような感じがして。他人の財布を当てにするような、そして自分の価値を売上で測られるような、あの独特の空気が、私には冷たすぎたんです。

2. 「営業メール」が生活のすべてを侵食していた

お店にいない時間も、ずっと「仕事」が続いてる感覚。これが一番のストレスでした。

朝起きて、スマホを確認するとお客さんからのLINE。
「昨日は楽しかったよ」「次はいつ会える?」

返さなきゃいけないのはわかっているけれど、画面を見るだけで動悸がする。返信を考えているうちに1時間経って、結局、心は休まらないまま。

水商売に疲れた。もう限界かもって思ったとき

自分のプライベートな時間に、他人が土足で入ってくるような感覚に耐えられなくなっていたんだと思います。

3. 「本当の自分」が行方不明になった

接客中、私はいつも「明るくて聞き上手な菜緒」を演じていました。

お客さんが喜びそうな相槌を打ち、適度に自分を下げて笑いを取り、相手が満足して帰ってくれるように立ち回る。でも、お店を一歩出ると、自分が何を好きで、何に笑う人間だったのかが分からなくなってしまうんです。

タクシーの窓に映る自分の顔が、すごく疲れていて、まるで他人のように見えた夜もありました。

もし今「辞めたい」と思っているなら、それはわがままじゃなくて、自分の心が「もうこれ以上、自分を偽るのは限界だよ」って教えてくれているサインなんだと思います。


私が夜職を「やめられた」理由

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水商売を辞める前に。無理して「向いてる自分」を演じなくていい理由

「向いてないから辞めたい」って言うと、周りからは「慣れだよ」とか「もっと頑張れば稼げるのに」って言われることもあるかもしれません。

攻めて、私は思うんです。「向いてない」という直感は、自分を守るための大切な防衛本能だということ。

夜の仕事って、ある種の才能が必要ですよね。
お酒を浴びるように飲んでも翌日ケロッとしていられる体力、初対面の人とでも3秒で打ち解けられるコミュ力、何を言われても受け流せる鉄のメンタル。

それを持っていないからといって、人間として劣っているわけでは決してありません。

むしろ、人の顔色に敏感で、深く考えすぎてしまう、とても優しくて繊細な感性を持っている。それは、夜の喧騒の中では「欠点」に見えてしまうかもしれないけれど、場所を変えれば素晴らしい「長所」になります。

水商売、辞めたいって思ったことある?

私もね、辞めるまでは「夜を辞めたら、私には何の価値もないんじゃないか」って本気で思ってました。昼の仕事で月18万とかでやっていけるの? 履歴書に何て書くの? そもそも私、朝起きられるの?

不安は尽きなかったけれど、今の私から言えるのは、「無理して演じ続けるコスト」は、思っている以上に高いということです。

心を壊してまで、その場所に居続ける必要はありません。

自分らしく、深呼吸できる場所。
朝、絶望せずに目を覚ませる場所。

そんな場所は、必ずあります。


夜の世界を卒業して見つけた、心からリラックスできる「家での仕事」

私が夜を卒業して、今辿り着いているのは「在宅チャットレディ」という選択肢です。

「え、結局また夜みたいな仕事なの?」って思うかもしれません。正直に言うと、私も最初はそう思って敬遠していました。でも、実際にやってみてわかったのは、お店で働くのとは、精神的な負担が天と地ほど違うということなんです。

今の私の生活を、少しだけ覗いてみてください。

朝は目覚ましをかけずに、窓から差し込む光でゆっくり目が覚めます。
足元には、お腹を空かせた猫がいて、ゴロゴロと喉を鳴らしている。

お気に入りのマグカップにコーヒーを淹れて、しばらく猫と遊びながらぼーっとする。夜の仕事をしてた頃の「起きた瞬間、昨日の酒が残ってて絶望する」あの感じは、もうどこにもありません。

メイクは、気が向いた時だけ。
仕事をする時は、一番楽なパジャマのまま、お気に入りのクッションを抱えて、パソコンの前に座ります。

チャットレディは在宅でできる?|私の働き方

チャットレディのいいところは、**「自分のテリトリーから一歩も出なくていい」**という安心感です。

お店での接客は、物理的にお客さんが隣にいて、お酒を強要されたり、無理やり連絡先を交換させられたりすることもありますよね。でも、在宅のチャットレディは画面越し。

嫌なことを言われたら、その瞬間にボタン一つで終了できる。
お酒も飲まなくていい。
営業LINEを必死に打つ必要もない。

この「自分で完全にコントロールできる」という感覚が、私にはすごく合っていました。

もちろん、チャットレディも接客業ではあるので、向き不向きはあります。でも、お店での「密着した接客」が向いてないと感じていた私でも、画面越しの「適度な距離感があるコミュニケーション」なら、無理なく続けられたんです。

月収は15〜25万円くらい。
キャバクラでバリバリ稼いでた子からすれば少なく見えるかもしれないけれど、家賃を払って、猫と自分がおいしいものを食べて、時々カフェで贅沢する。それには十分すぎる金額です。

何より、「自分を削って稼いでいる」という感覚がないのが、一番の幸せかもしれません。


昼職?それとも在宅?「辞めたい」の先にある新しい生活のリアル

「水商売を辞めたい」と思った時、多くの人が最初に考えるのが「昼職への転職」ですよね。

事務職、販売職、エステティシャン…。
私の周りでも、昼の世界に移った子たちはたくさんいます。

昼職に移った子のリアルな話を聞くと、やっぱり「規則正しい生活ができるようになった」「肌がきれいになった」って喜ぶ声が多いです。

一方で、
「手取り15万で、税金を引かれたら手元にほとんど残らない」
「満員電車が死ぬほどきつい」
「職場の人間関係がドロドロしてて、夜よりめんどくさい」
っていう悩みを抱える子もいます。

「水商売 末路」って検索しちゃった?

夜を辞めるということは、単に働く場所を変えるだけじゃなくて、「生活の価値観をまるごと入れ替える」ということなんですよね。

もし、今すぐ昼職に飛び込むのが怖いと感じているなら、まずは「在宅で、自分のペースで働ける期間」を挟んでみるのも、一つの手かもしれません。

私は、チャットレディを「一生の仕事」にするつもりはありません。でも、今の私にとっては、夜の世界でボロボロになった心を癒しながら、自立した生活を送るための「大切なパートナー」だと思っています。

誰にも邪魔されず、自分の部屋で、好きな音楽を流しながら。
嫌なことがあったら、すぐに猫を抱きしめられる。

そんな穏やかな働き方があることを、知っておいてほしいなって思うんです。


勇気を出して一歩踏み出したい伝えたいこと

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。

「水商売が向いてない」
そう気づけた、自分の心と真剣に向き合える、誠実な人なんだと思います。

辞めたい気持ちを抱えながら、それでも今日までお店に出勤し、笑顔を振りまいてきた。その根性と、プロ意識. それは、どこへ行っても通用する、立派な強みです。

今はまだ、暗いトンネルの中にいるような気分かもしれません。
でも、トンネルは必ず抜けます。

無理をして、石にかじりついてまで「向いてない場所」に居続ける必要はありません。
一番リラックスできて、自分らしく笑える場所は、お店の外に広がっています。

まずは、明日一日の予定を「自分のためだけ」に使ってみませんか。
お気に入りの入浴剤を入れてお風呂に浸かるとか、ずっと読みたかった本をカフェで読むとか。

そんな小さな一歩が、自分の「新しい生活」の始まりになるかもしれません。

私の経験が、少しでも自分の心を軽くするお手伝いになれば嬉しいです。

ぐっすり眠れて、穏やかな朝を迎えられる日が来ることを、心から願っています。


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